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    音楽 再生音楽あれこれ(2) アナログの黄昏近し - 2010.10.23 Sat

    ツィッターできのう、こんなニュースを知りました。@wataru4さんのつぶやきです。

    ●テクニクス・ブランド消滅へ

    パナソニックの高級音響機器ブランド「テクニクス」が消滅する公算が大きくなった。現行のアナログレコード用プレーヤーなどの生産が今月に入って中止され、後継機開発の見通しも立っていないためだ。販売店などで在庫がなくなれば、長年にわたり音楽愛好家に親しまれた名機が姿を消すことになりそうだ。パナソニックは中止の理由について、年々販売規模は縮小し、生産体制の維持や部品調達が 難しくなったためだとしている。テクニクスは、パナソニックの前身・松下電器産業の高級ブランドとして1965年に誕生し、プレーヤーやスピーカーなどのヒット商品を次々に送り出した」

    Techinics 
    Technics SL-1200MK6(2008年発売)

    ●アナログLPレコードの将来が怪しく

    先日、アナログSPレコードのyoutubeを紹介しましたが、アナログLPレコードもいよいよあぶない雰囲気になってきました。アナログのプレーヤー+アンプ+スピーカーのHiFiセット(といってもコーラスグループではありません)は、かつて再生音楽好きの定番でした。日本の技術力はここでも発揮され、国産オーディオは1960年代から全盛期を迎えていました。大小さまざまなメーカーが、華やかな競争を繰り広げていました。

    CD時代を迎えても、アンプとスピーカーは依然として日進月歩を続けていますが、アナログプレーヤーはくしの歯をひくようになくなくなりました。その中でパナソニックは高品質のプレーヤーを比較的リズナブルな価格で提供してくれていました。そのテクニクスも消滅です。いまや高級プレーヤーは国産ではDENONなどほんの少数になっています。

    ●金に糸目をつけなければ、では困ります

    もちろん、50万円以上出してもよいものがほしいという人には、輸入ものの超高級プレーヤーが健在ですが、「高品質でリズナブルなもの」を入手するのは、今後さらにむずかしくなるでしょう。

    ちなみに我が家では、約1500枚のLPが健在です。そして、それを聞くためのオーディオはなんと35年前に購入したものです。オーディオ好きの方以外にはおわかりにならないかもしれませんが、ラインナップをあげます。

    ●35年を経ても現役のラインナップ

    プレーヤーはDENONのDP-6700、これに依然として現役のDENONのMCカートリッジDL-103です。

    DP-6700    DL-103 
     
    アンプは、Kensonic Accuphase C-200(プリアンプ)と同P-300(メインアンプ)

    C-200 

    スピーカーは英国TANNOYのRectangular York(レクタンギュラー・ヨーク)です。

    Tann 

    20代の半ば、長野支局に勤務していたころ、「60歳過ぎてもこれでレコードを聴くぞ」という心づもりで、ボーナスを何回分もはたいて購入しました。独身者には広い長屋にあるのは、ふとんとこたつにこのオーディオという、一点豪華主義そのものでした。東京に帰ってから、そして、結婚して子供が生まれると置き場に困りました。海外勤務もしばしば。実家にずっとおいてあったのですが、5年前になんとか置く場所ができて、実家から連れてきました。

    speaker  

    ●アナログの世界には修理という概念が生きていた

    上の写真にあるように、スピーカーはコーン紙をとめるエッジが朽ち果て、アンプは雑音だらけ、プレーヤーもちゃんと作動するかわからない状態でした。TANNOYを扱っているTEACに聞くと、「コーン紙交換で再生可能ですよ」。近所にあるaccuphaseの本社にアンプを持ち込んだら、「修理すれば、十分現役」。プレーヤーも近くにあったDENONの修理を扱う小さな工房に持ち込むと、「調整すれば使えます」ということとで、見事再生しました。アナログレコードはもちろん、CDプレーヤーをつないで聞けば20代の昔にほれぼれとして聞いた音で、「60歳過ぎても聞くぞ」という初心を守っています。

    そこへ飛び込んだ「テクニクスブランド消滅」のニュースです。アナログ時代の黄昏を告げるニュースをデジタル時代の最先端メディア「ツィッター」で知るのも時代の流れですね。35年の歳月を超えて働いてくれているプレーヤーもいずれ寿命を迎えるでしょう。修理してくれた工房は、技術者の高齢と、需要の減退でとうに店じまいしました。「あとがないなあ」と切実に悩んでいます。私のプレーヤーはDENONのHPではなんと「DENON MUSEUMdenon.jp/museum/index.htmlというところにあります。「テクニクス」なきあと、DENONが「高品質でリズナブルなプレーヤーの生産を続けてくれることを祈ります。

    ●高品質衛星PCMラジオも消える

    これを書いているときに上記のセットから流れているのは、 J.シュトラウス2世/ワルツ「南国のばら」 Op388 。ソースは超高音質衛星デジタルラジオ「MUSIC BIRD」。これまた、来年7月でなくなります。どうしたらいいんだろ?










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    Author: はぎたに じゅん
    TVコメンテーター
    法政大学法学部教授
    元朝日新聞編集委員
     政治記者、カイロ、ウィーン
     ボン特派員などを歴任
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