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    大勢を左右するのはだれか? 民主党代表選挙 - 2010.09.06 Mon

    菅直人総理の続投か?小沢一郎前幹事長の権力奪取かを決める民主党代表選挙まであと1週間になりました。

    党所属国会議員、地方議員、党員・サポーターと、党全体が参加する代表選挙は2002年9月以来、わずかに2回目です。野党時代の2002年と違って、約34万人の党員・サポーターは国の行方を左右するという大きな役割を担うことになりました。しかし、メディアを通じてみるかぎり彼らの熱気はそれほど伝わってきていません。

    国会議員は1人2ポイントで合計822ポイント(9月7日、党支部架空支出疑惑で中島正純衆院議員が離党したため)。対して、党員・サポーターの合計は300ポイント地方議員の合計は100ポイントですから、国会議員の比重は圧倒的に見えます。

    それでも、私は9月11日に投票が締め切られる党員・サポーターの投票が、大勢を左右しそうだとみています。それは、地方票の締め切りと国会議員による投票に時差があるからです。地方の投票が締め切られれば、その結果は両陣営や党所属国会議員に伝わっていき、それが国会議員の投票行動に影響するでしょう。党大会での国会議員の投票までまったくのブラックボックスで通ると考えるのはいささかきれいごとに見えます。

    メディアの調査によると、国会議員のうち約4分の1がまだ模様ながめの様相を呈しています。党員・サポーターや地方議員が表すとみられる「民意」を見極めかねているからとみられます。もし、国会議員たちが日本の将来、政策の是非のみによって自らの投票態度を決めるなら、もうとうに彼らの旗幟の色は鮮明なはずです。そうでないのは、彼らの投票態度を決めるのが、代表選挙後のポストなどの「処遇」であり、何よりも、やがて来る自らの選挙での「生き残り」だからです。

    昨年の8月の総選挙で、目いっぱいの水ぶくれになった衆議院議員とりわけ小沢ガールズなどの1年生議員、前々回の選挙でねじれ国会を生むほどに議席を拡大した次回改選の参議院議員、来年春に統一地方選挙を控える地方議員にとって、これは何よりも切実です。「サルは木から落ちてもサルだが、代議士は落ちたらただの人だ」という故大野伴睦の金言はいまでも生きています。これは、メディアの調査に対してすでに旗色を明らかにしている議員たちにとってもまったく同じです。

    さて、メディア各社の世論調査では、党の外の世論は圧倒的に非小沢のようです。また、朝日新聞の9月6日の朝刊によると、それは「政治とカネ」に限らず、「政策」面でも菅首相に傾いているとのことです。民主党の中の「民意」であるはずの党員・サポーターがこうした国民一般の世論を反映するのなら、党員・サポーター票の大勢を横目に、国会議員たちが「勝ち馬」に乗るバンドワゴン効果を起こして菅首相の勝ち、ということになりそうですが、そう単純でもなさそうです。
    そこには、民主党の党組織と代表選挙の制度が抱えているシステムのバグがあると私は考えるのですが、それはまたの機会に。
     

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     はぎたに じゅん

    Author: はぎたに じゅん
    TVコメンテーター
    法政大学法学部教授
    元朝日新聞編集委員
     政治記者、カイロ、ウィーン
     ボン特派員などを歴任
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