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    池内淳子さん逝く - 2010.10.01 Fri

     池内淳子さんが亡くなっていたことがわかりました。

    つい最近まで活躍していた息の長い女優さんでしたが、若い世代には、「きれいなおばあちゃん」ぐらいの印象しかないでしょう。和服、かっぽう着のほんとうによく似合う女性でした。最近では、かっぽう着はほとんど絶滅危惧商品。西原理恵子さんの「毎日かあさん」が着ているものといえばわかりやすいかもしれません。

    かっぽう着は主婦そしておかあさんのキビキビ働く姿によく合います。ですから、かっぽう着はおかあさんの象徴です。私たちの世代のおあかさんは、まだ和服を着ていることがけっこうありました。幼心のおかあさんに、池内さんを重ね合わせていた人が多いと思います。

    かっぽう着は、一方で小料理屋の女将のユニホームでもありました。いもの煮っ転がしなどおふくろの味を守り、お酒で男性たちの仕事の疲れをときほぐしてくれるおかみです。でも、池内さんの代表作のひとつ「女と味噌汁」の芸者てまりのような人は現実にはあまりいません。私が昔通った銀座裏の小料理屋のおかみは、毒舌でならした人でしたが、これも一つのおふくろ像。おかあさんという機能では、池内さんと同じだったのでしょう。その、おときさんを、あらためてなつかしく思います。

    きょう、スーパーJチャンネルのADの若い人たちに、「君たちの世代のおかあさん像はだれ」と尋ねて見たのですが、即座にこれという人は出てきませんでした。ある女の子が「10代の子のアンケートで、辻希美さんが理想のおかあさんにあげられていたのを見たことがあるんだけれど、信じられない」といっていました。女性の社会進出で、女性像も実に多様化しています。理想のおかあさんも多様化しているのでしょう。

    高度成長期の日本のおかあさんだった池内さんは亡くなりました。また、昭和が一段と遠くなった気がします。

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    Author: はぎたに じゅん
    TVコメンテーター
    法政大学法学部教授
    元朝日新聞編集委員
     政治記者、カイロ、ウィーン
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