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    写真で見るビフォア&アフター  宮古市の大震災被害 - 2011.03.21 Mon

    岩手県宮古市の浄土ヶ浜パークホテルの総支配人、平原裕治さんから20日、メールをいただきました。大震災後、安否を問い合わせた私のメールへの初めての返信です。昨日のブログに書いたように、浄土ヶ浜パークホテルは健在、従業員も無事でした。ライフラインが途絶したため、休業中ですが、避難所として機能しています。

    ●ホテルは避難所として190人を収容

    宮古湾をのぞむ浄土ヶ浜パークホテルのロビー
    parkhotel

    平原さんはそのメールで「11日の地震直後から固定電話携帯電話が繋がらなくなり、当然ながらインターネットにもアクセス出来ず、また電気水道は未だに回復せず、ガス(プロパン)もあまり残っておらず本当に困りました。地震当日夕方、地元で被災された方々190名強がホテルにお越しになり、急遽ホテルのロビーフロアと宴会場に畳を敷いてマットレスと布団を敷いてお休みになれるよう準備をしました」と書いています。heiunさんの「漁師の徒然なるブログ」によると、ホテルでは被災者の方々には朝昼夕の3食が出るとのことです。また、水産加工業の中国人女性研修生数十人もここに収容され、健気に立ち働いているそうです。先ほど、heiunさんのブログを再度確認していたら、3月11日の地震発生、沖合に逃げる自分の船から写した、津波が宮古に押しよせる場面が同時進行で記録されていることがわかりました。これは貴重な記録です。


    ###############################

    ●東日本大震災 日常生活のビフォア アンド アフター

    このメールには平原さんが撮った宮古市の被災状況の写真が添付されていました。すさまじい被災状況もさることながら、うち4枚にはご自宅の窓からとった日常の風景の「大震災前」と「大震災後」が記録されています。平原さんも被災者です。


    大震災後の光景(A) 画面左上隅が宮古市役所
    A.大震災後 

    昨年7月の同じ場所の風景
    A.大震災前 


    ################################


    大震災後の光景(B)
    B.大震災後 

    昨年7月の同じ場所の風景
    B.大震災前 

    マンションのベランダに出た1人の市民の日常の風景がこのように変わりました。そして、それはすべての市民に降りかかったのです。

    ################################



    平原さんは大震災後、救援、復興の仕事に追われる中で惨状を記録しました。そして、これらも被災地では「ありふれた(!)光景」です


    市役所前 
    宮古市役所前


     市役所対面 
    宮古市役所の道路をはさんだ反対側の市街


    次の光景には私は個人的に強い衝撃を受けました。私の宮古での講演の会場だったホテル近江屋の玄関です。昨日のブログに書いた宮古商工会議所のみなさんとはここでお目にかかったのです。ホテル近江屋は宮古市役所などとは閉伊川の川口をはさんだ向かい側の磯鶏という地区にあります。平原さんは「近江屋は材木置き場の隣にありましたので津波とともに丸太がたくさんホテルを襲いました」と書いています。玄関内に積み重なる巨大な原木の数は津波のエネルギーのすさまじさを物語ります。

    ホテル近江屋玄関
    ホテル近江屋玄関

    住宅地に漁船が鎮座しています。
    住宅地 


    墓地です。墓石が喪失しています。消防団の消防車はどこから流されてきたのでしょうか。
    墓地  



    建物の壁には標語が
    津波の標語 

    その標語 チリ地震津波(50年前)ということばが
    標語  

    運良く自宅が残った人、避難所暮らしの方、あるいは遠くほかの町へ仮移転された方々も、大震災で生き残った方たちすべてが失ったものは建物や家財だけではありません。すべての人が仕事やコミュニティのヒトのネットワークに組み込まれ、所を得、お互いに必要とされて生きていたのが日常生活でした。大地震と巨大津波はそのネットワークをずたずたに切り裂きました。避難所にいる方々や仮移転した方々のこうしたつながりを回復することが復興です。

     






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    Author: はぎたに じゅん
    TVコメンテーター
    法政大学法学部教授
    元朝日新聞編集委員
     政治記者、カイロ、ウィーン
     ボン特派員などを歴任
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