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    2011-07

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    シュプリッツアー 猛暑にぴったりの清涼飲料 - 2011.07.25 Mon

    けさのNHK「あさイチ」は炭酸水特集でした。健康に料理に炭酸水がよいというお話でしたが、きょうの私のブログも炭酸水。以前から書こうと思っていたのですが、「政治ネタ」にじゃまされて登場しませんでしたが、「あさイチ」に便乗です。

    ●真夏のウィーンの飲み物

    それは猛暑に最高の飲み物です。真夏の昼、アルコールの入っていない清涼飲料では物足りないが、さりとて、ワイン、ビールは重いとお考えのみなさんはぜひお試しください。私は、これをウィーンに駐在していたころ覚えました。ウィーンはカフェの町。カフェは町の人の応接間として機能します。夏ともなれば、街中のそこここにパラソルやテントで日よけした席がしつらえられます。そこでのウィーン子の飲み物がこれ、Spritzer(シュプリッァー)です。Spritzerはオーストリア・ドイツ語でシュワー・・・と「ほとばしるもの」。

    viennacafe 
    ウィーンの町角の小さなカフェ

    ●ワインの炭酸水割り「Spritzer」

    ワインを炭酸水で割った飲み物です。眉をひそめる方がいるのが目に見えるようです。日本人の多くが「ワイン道」に傾き、フランスワインを最高と考えている中では、たしかにこれは邪道の飲み方かもしれません。オーストリアではポピュラーな飲み物ですが、日本のレストランでこれを用意しているところに行き当たったことはありません。でも、これは猛暑の夏には最高のアルコール入り清涼飲料です。

    ●材料、作り方は簡単

    作り方は簡単です。材料はワイン(赤でも白でも)、氷、炭酸水、グラスだけです。オーストリアではワイン表示法という法律の第4条でSpritzerの成分が決められています(いかにもドイツ民族です)。いわく、ワインが少なくとも50%、炭酸水が多くても50%で、最低4.5%のアルコール分があること、だそうです。ただ、夏には炭酸水を多めに、冬にはワインを多めにという手加減もするそうです。オーストリアでは、氷は普通供されませんが、高温多湿の日本では氷を入れると一段と夏向きになりますし、炭酸水を冷やしておく手間が省けます。

    spritzer 
    これは白ワインでつくってみました

    ●安いワインで十分

    Spritzerの良さはアルコール分を自分の好みで調節できること、そして後口(あとくち)の良さです。ワインの白か赤かはお好みですが、私は後口の点で赤をおすすめします。そして何より大事なのはワインの等級です。高級フランスワインや高級ドイツワインはまったくのムダです。そのへんのスーパーでカリフォルニア、チリ、南アフリカなどからの輸入ワインを買ってくればよいのです。私の愛用のワインはコストコで買ってくる1本500円以下のチリワイン「ポルタ」です。大事なことは甘くないこと、そのままで飲むと少し重いかなというようなワインがよいようです。

    porta 

    ●炭酸のしっかり入った炭酸水が必要

    そして、もう一つ大事なのは、炭酸ガスがたっぷり入った炭酸水。日本でおなじみの、WILKINSON、PerrierやS.PELLEGRINOではガスが物足りません。サッポロが代理店になったドイツの炭酸水、モーレツにガスたっぷりのGEROLSTEINERがおすすめです。

    ●清涼飲料と風土

    飲み物は風土に合うかどうかが一番です。ビールだって、日本ではドイツビールより国産ビールの方が上です。同じ高温多湿のサンミゲル(フィリピン)など東南アジアのものもよいのです。一方、乾燥したヨーロッパではまた違います。日本ビールはあまり合いませんが、PERNODなどというアニス入りの酒さえその風土には合います。かつて、ニュースステーションのでジェノバ・サミットを取材した夏のことです。コーディネーターをしてくれたローマ在住の日本人Iさんは、1日に15杯もジントニックを飲む人でした。ちょっと休憩でバーに入っては「ジントニック」です。最初はあきれていた私もお付き合いを始めたら、これが不思議、飲んだあと、あっという間にアルコールが抜けて、立ちレポにも一切差し支えないのです。イタリアの風土に合っているのでしょうね。ジントニックを呑み呑み(といっても、日中で4杯ぐらいでしたが)、デモ隊と警察の市街戦を取材したものです。帰国してから、ジントニックを試してみたのですが、イタリアでのようにはしっくりときません。翌夏、Iさんがイタリアワインのプロモーションで帰国しました。見本でもってきたワインは売るわけにはいかないのでと、残った20本ぐらいをプレゼントしてくれました。そのひと夏は、Spritzer三昧でした。Spritzerは日本の夏に合っていると確信したのはこの時でした。

    ●Spritzer供するお店も

    これまでも知人にはお教えしていたのですが、その中からお客に供してくれる店が出てきました。長野市の善光寺大門前の創作郷土料理の「門前茶寮・弥生座」です。積乱雲がもくもくと浮かぶ青空の下、汗をふきふきお参りしたあとにはSpritzerは最高でしょうね。
     
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     はぎたに じゅん

    Author: はぎたに じゅん
    TVコメンテーター
    法政大学法学部教授
    元朝日新聞編集委員
     政治記者、カイロ、ウィーン
     ボン特派員などを歴任
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